LOVEフコイダン

フコイダンと硫酸基

TOPでも言いましたが、フコイダンそのものは100年近くも前に発見されていますが、フコイダンは分析をする事が大変難しかったのです。フコイダンは非常に複雑に絡み合った構造の多糖類だったからなのです。

なぜ難しいのかというと、フコイダンの大きな特徴として、他の多糖類と大きく違って硫酸基という成分を多く持っているからです。硫酸基は、とても分析がしずらいものなのです。

その硫酸基の単体の特徴としてはヌルヌルの状態を作り出すということにあります。それまで、あまり知られていなかったフコイダンの成分が、少しづつ、ごく最近になって解明され始めてきました。

この硫酸基という物質は、人間の胃の中にも存在していて、この硫酸基が胃粘膜を強力な胃酸から守っているのです。フコイダンの大きな特徴は硫酸基と結合している多糖類を持っていることです

フコイダンの抗がん効果のもとは硫酸基

硫酸基の硫酸とは、あの劇薬の硫酸の元になっている成分ですこれ単体では全く無害な成分なのです。フコイダンは硫酸基を含んでいるという点が他の多糖類との大きな違いとなっています。

硫酸基の特徴は、ヌルヌルを作り出していることと水分を保持している事です。

これまでの研究で、フコイダンの中の硫酸基が重要な役割を果たすのがわかっているので、天然モズクフコイダンが様々な効果を発揮するには、硫酸基の結合量が13%以上あること、原料の海藻からフコイダンを抽出するときには硫酸基をはずさないことが重要といえるでしょう。

環境で大きく変わる硫酸基

しかしモズクが育つ環境で大きな違いがでるため、日本国内で養殖されている海藻から抽出されるフコイダンには硫酸基が約10%しか含まれていません。また、フコイダンの原料になるモズクが汚染されている海で採取されて、重金属類などの化学物質が付いていると、フコイダン抽出の過程で、硫酸基を失ってしまう率が高くなるのです。

ここ数年で、フコイダンがとても注目されてきたこともあって、インターネットや書籍など、いろいろな場面でフコイダンの紹介をされているのをよく見かけますが、残念ながら硫酸基の含有量がとても少ない製品も中には含まれていてフコイダン製品を選ぶ際には注意が必要です。フコイダンを選ぶ際には硫酸基が13パーセント以上を目安にして、そして原材料と原産国にも注意して選びましょう。

フコイダンの純度について

フコイダンの入った製品の原料として多く採用されているのは、モズクです。フコイダンは色々な海藻に含まれています。ワカメやコンブの中にも含まれますし、メカブにも含まれます。そのなかでもモズクがなぜ利用されているかと言えば、いい純度を保つためなんです。

ただ、ここでのフコイダンの純度は、商品に表示された「フコイダンの含有量 ○mg」 ではなくて、フコイダンを構成する糖は、フコース・ガラクトース・キシロース・ウロン酸等の種類があって、原料になる海藻で、化学組成が少しずつ違います。

フコイダン含有量

元々は、フコースだけのものを フコイダンと呼んで、ほかの糖を含んでいるものを、フコイダン様多糖体と呼んでいたのですが、今のところ、それら全部をひっくるめてフコイダンと呼んでいます。その中のどのフコイダンを指して、「フコイダン含有量 ○mg」と言うのかというのは、各メーカーによっても捉えかたが違います。

ですので、単純に ラベル等に書かれている「 フコイダン含有量 ○mg 」の表示だけでは、純度の高い・低いは判断できないのです。では、フコイダンの純度はどうやって判断すればいいのでしょうか?それは、フコイダンに含まれる硫酸基の結合量から判断します。

この硫酸基の結合量についての条件が、満たされていないとしても、フコイダンはフコイダンであることに変わりありません。言ってしまえば、硫酸基の結合量についての条件が、満たされていないフコイダンが、どんなに沢山入っていたとしても、有用なフコイダンとは呼べのです。